dolce
「っん・・・ふ」
鼻から抜ける吐息に促されて、左手を太腿に這わせる。
丁寧に、しかし中心には触れないようにそっと愛撫した。
口付けも唇から下へと降ろし、薄く色付いた胸の突起に歯を立てれば、びくん、と背が跳ねた。
「あぁ・・・っ、ガイっ」
「ん?どうしたもう我慢できないか?」
あえて爽やかに笑いながら、
ルークの先走りの雫と唾液で濡れた指を中へ差し込んだ。
挿入の痛みに一瞬顔が歪む
が指を動かして良い所を刺激してやるとすぐに声は甘く変化した。
すかさず指を2本に増やしたが、それもずるりと飲み込んだ。
「屋敷にいた時より敏感になったんじゃないか?カラダ」
「っぅ…い、じわ……ぅああっ!!」
己の手で喘ぐルークがいやらしくて、でも愛しくて、思わず傷つけるような言葉を吐く。
反論の声もあっさりと快楽の前に滲む様に、ますます欲望に血が集まる。
「意地悪?俺としてはこれ以上ないくらい優しく抱いてやってるつもりだけど」
目尻に浮かんだ涙を唇で舐めながら優しく囁く。
そんな行為にも高められた身体は反応してしまうのか、辛そうにルークは目を閉じた。
「…っ!ばか…ぁっ!!」
弱々しく胸を叩かれる。
どうやら限界が近いらしい。
だがそれはこちらも同様であり、先程から欲望は極限まで勃ち上がり、開放を求めている。
「…ぁ、な…ガイっ…、も…いれ、て…」
懇願が切なく響く。
たまらず舌を強く吸い上げて、呼吸を奪う。
そしてもう一度、甘い呼吸の音を聞いてから、自らの欲望を蠢く粘膜の中に沈めた。
END
エロの手順が違う気もするけど、
普通(?)にラブラブしてるのがないなー、と思って。